卵飯本気勢

ユニドル、ドル研、アイドルのこと

アイドルの振りコピをしたきっかけとその後


高校入るとき、バンドのボーカルやりたくて、高校で絶対に軽音部に入る!!とずっと思っていたのに、なんとなく演劇部に入ったらめちゃくちゃ楽しくて、演劇の魅力を知って、大学では演劇やるぞ!!!と思ってた。

だからダンスなんて全くかすりもしてこなかった。

でもそのくらいから、自分は表現することなら何でもやりたいな〜と思っていた。

高3の文化祭で、クラス発表でダンスをすることになって、受験生だから練習大変だったら嫌だと思ってダンスメンバーには入らなくて、裏方に入ったのだけど、

踊る曲がまさかの欅の風に吹かれてもで、そのときめちゃくちゃ欅が好きだったから、え!?!?😭やりたかった……って思って、

ダンスメンバーの子が練習してるの見て、

私も踊りたかったな……ってすごい思って、でも陽の子ばっかりだし、クラスに友達いないし仕方ないなと思ってて。

でも、本番前日に急遽、裏方の人も最後の曲だけ簡単だから一緒に踊るってことになって、やった〜!!と思って、全然下手だったけど、踊った。自覚はなかったのに、観に来てた母いはく、すごい楽しそうだったよと言われ、

もしかしたら、自分は踊るのが好きなのかな〜と思い、大学で演劇やろうと思ってるけど、とりあえずアイドル研究会にも入ってみようかなと思っていた。


いざ大学に入学して、ドル研と演劇サークルに入って、いざ演劇をやろうと足を踏み入れたわけですが、演劇サークルは別に悪い人がいるわけでもなく、素敵なサークルだとは思うんだけど、なんか自分の居場所ではないんだなと直感で感じて、私は大学で演劇をやるべきではないんだなと痛感したので、サッと辞めてアイドルコピーダンスに全てをかけることにした。


1年生の時はとりあえずとにかくがむしゃらに頑張るしかなく、初ステージ(2019の名大祭)の練習は、何回やっても全然自分の踊りが良くならず、本当に人に見せられるものになるのか???って思うくらいのレベルでドル研の中で確実に1番下手だったので、でも練習して先輩たちと同じくらい上手くなりたいと思ってただがむしゃらに頑張ってたら、直前でなんとか上達することができたな。

今までダンスに全く触れてこなかったし、運動神経も下の下なので、動くことに体が馴染んでなくて、最初は苦戦した。


そこから、振りコピに集中することを決めたので、とりあえずいただける機会は全部参加して上達させよう!!と思い、2019年はドル研としての活動は全部参加しました。

それで、振りコピの世界にのめり込んでいく為にもユニドルに絶対に出たいと思っていて、でも周りにユニドル出たそうな人がいなかったので、どうしよう……と一人悩んでいて、出れないって思うとお腹が痛くなるくらい辛くて、どうしてもどうしても出たいと思っていました。(そのとき既にヒトスシのメンバー募集が始まっていたみたいなのですが、このときは全く知りませんでした…知ってたらすぐ連絡したのですが…)

一緒に出る人をぼちぼち探して来年出るというのも手かもしれないけど、私は、今じゃなきゃダメだ!!と思っていて、絶対今年の冬に出ないとダメだ!!と思ってました。


名大祭を終えてひと段落上達できたと思ったけど、やっぱりまだまだだった。名女祭で、やっぱりちゃんと練習しないと全然ダメダメなんだな〜と痛感した。色々被ってた時期なのであまり練習時間も裂けなかったのですが。



引き続きユニドルに出れないことで悩み、もう今回は無理か……と諦めかけていたとき、ヒトスシの新メンバーの紹介ツイートが流れてきて、え………と固まって、募集してたのか……マジか……知らなかった……と思って、まだ9月にもなってないから、まだ間に合うかもしれない…と思って、すぐにDMを送りました。

ありがたいことに受け入れてくださり、そのあと対面でお話をして、ヒトスシに加入させてもらうことになりました。

とりあえずそのときホッとして、他のメンバーの方もいらっしゃったのですが、私の場合みんな初対面で半分くらいの人は大学も違って全然面識のない人たちで、急に私が飛び込んできてびっくりしてるだろうなとビビりまくっていたのですが、とりあえず一生懸命やるしかないと思って、私なんか気に入られないかもしれないけど、それでもどうしてもユニドルに出たいんですごめんなさいっていう気持ちで、一生懸命よろしくお願いします!!って言ってとにかく一生懸命でした。


本当にユニドルのことに関しても、一回観に行ったくらいで何も知らなかったし、でも自分自身の目標はいつも高いし先輩方の目的もそうだから優勝は絶対したいとは思っていた。だけど、今思えば右も左も分からない状態だったな〜と思う。だから本当にがむしゃらだった。ただ私はもうがんばるしかない。

先輩方の言うことを聞いてただただ頑張るしかない。


迎えた本番、初めて入るrenylimitedの楽屋はギラギラしてて、人がたくさんいて、reny limited全体がなんか夢の中みたいだった。

本番とリハーサルは、自信があったのか、意外に緊張せず、楽しく踊れた記憶がある。初めて緊張しなかったかも。

このユニドル予選全体を楽しむことができたのかな〜って感じだった。

それでいつの間にか結果発表の時間になって、ヒトスシの名前が呼ばれて、夢か……って感じで、実感がなく、ポカーンとしてて、あと、めっちゃ私たち注目されてて、私だけ泣いてないんだが大丈夫なのか………って思っていた。

遂に私も決勝のステージで踊れるんだと思うとほんとにトントン拍子で実感が無く、一年前まで高校の文化祭で後ろの方でフニャフニャのダンスしてた人間なのに、一年経って新木場スタジオコーストで踊れることになって、え…………って感じだった。


決勝の練習に入り、体力も努力を続ける精神力も予選の時よりはすり減っており、予選の時よりもキツかった記憶がある。

色んな審査員の人の意見を聞いて、ユニドルが段々分かり始めていたときだった。

そんなときSKE48のバズらせます!!の撮影にヒトスシが参加させていただけることになり、私も参加したのだが、とにかく寒かった。1月末に外で夜まで半袖衣装で踊り続けたから………でも小学生のときSKEが1番好きで、まさかSKEの方々とテレビの撮影に参加できると思ってなかったので、ほんとに光栄だった……けど寒かった……

須田亜香里さんが待ち時間に新曲の振り付けをみんなに教えてくれたり、撮影が終わったあと、一般人の私たちにもありがとうございましたってひとりひとり全員に握手をしてくれたり、素晴らしかった〜


そんなこともありながら、いよいよ本番前日2/12に、初めて東京行きの新幹線に1人で乗った。1人で東京駅に着いて、大きい荷物持ってスタバで時間を潰してたらなんか、天気の子の主人公みたいだな……とか思っていた。

東京に1人で行くのは初めてで、まあこの年なので1人でも全然いけちゃうわけだが、

駅にいる人が魚の大群みたいだったな〜

東京はバカでかい水槽で、魚の大群がたくさん泳いでて、その中にぽつんって大群をすり抜けたりしてる感覚。

コロナなんてまだギリ関係なかった時期。


そんな時間も束の間、新木場スタジオコーストについて、画面上でしか見たことなかった全国のユニドルのチームの方々がすぐ近くにたくさん居て、みんな衣装着替えたり自撮りしたりメイク直したりしてて、決勝だな……女の空間だな……って思ったりしていた。

豪華なフラワースタンドも用意していただき、本当に豪華なギラギラした空間。


本番前に出場者全員、大勢で記念撮影をしたとき、カメラの近くの照明が眩しくて、不思議な気持ちになった

自分すごい光の中にいるな〜みたいな

刺激がいっぱいなんよな〜


最初開場した頃はそんなにお客さんいなかったのに、決勝が始まる頃には、大きい会場にお客さんがいっぱい埋まってた。

それで順番が近づいて、名前が呼ばれて袖に行く頃には、今まで感じたことのないはち切れそうな緊張で、今までの人生に似合わない豪華すぎるステージ、2000人に見られる、今までには有り得ない状況で、完全に自分の今までの経験とのギャップに押し負けており、もちろん強気だったけど、その空気に負けていたなと思う。

お客さんの方を見ると、先輩がいたり、全然知らない人だけど、ちゃんとこっち見てくれていたりしたな〜

これは予選の時もそうだけど、今までのどの通し練習より本番が秒に感じる。

8分が2分に感じる。

私ははける順番が1番最初だから、急いで走ってはけて、そしたらカメラが居て、先輩方は余裕で答えてたけど、私はもうぐったりしてて、もう何も頑張れない感じだった。


2020は楽しむのメインに生きてこうと思ってて、ライブとかリリイベとか練習と被って全然行けてなかったから、今年はめちゃくちゃ行こうと思ってたのに、すぐにコロナ渦に入って中止になったり、行きにくかったりして、2020は2月の決勝のとき以外でライブハウスには一度も出入りしていない。

毎週のように行くはずだったのに。

ドル研としての活動も壊滅的で、ドル研が毎年出演していた6月の名大祭はオンラインになり、11月の南山祭は中止。2020の4月の新刊ライブも中止でした。5月にも踊る予定があったけど、自然消滅し、ほぼ何もできなかった。

そんな中男子チアリーディングサークルのSPIDERSさんに機会を頂き、クリスマスイブに他団体として出演することができたのはほんとにありがたかったし、良かった。めちゃくちゃ陽キャの方々で、クラスに友達いたりいなかったりしてた人間としては、そんな人達とチアリーディングをして、人生不思議だな〜の気持ちになりました。

本番の時は、お客さんの顔を見ているのですが、最前は私たち目当てのお客さんではないので、全然目が合わなかったり下向いてたりしてたな。

「あなたを見てますよ!!!」って目線を送るときに限って、その人が別の方向向いてたりするので、目が合うって難しいんだろうなと思った。


2021 コロナの存在をもう感じたくないな〜…